ノンハイスペリーマン夫婦

最近ツイッターをよく覗くようになりました。様々な気付きが得られ、モチベーションを上げてくれる素敵な世界。実はまだ無言フォローするのみで、発信ができていません。。つくづく思うのは、世の中にはすごい人たちが沢山いて、私たちのようなノンハイスペ、アラフォーのリーマン夫婦、このまま現状維持してるようではイカン！ということです。今からパワーカップルにはなれなくとも、智慧を持ち寄り、力を合わせ、社会に貢献でき、結果的に過不足のない収入に結びつけられるような活動がしたいなと考えています。

と、実はこのような思考に辿り着くまでには様々な葛藤がありました。理想的には、夫の収入のみで生活費用を賄い、妻の収入は貯蓄、投資に回す生活なのですが、いかんせん、中小企業勤務では二馬力で何とか人並みの生活を送るのがやっとです。比較的収入の高い世帯の多い地域に居住していることもあり、ハイスペなご家庭に囲まれ、妊娠出産により自分が仕事に出られない期間は特に、夫に不満を抱え、過度な期待、要求をする時期もありました。。

結婚する前、私は外資系企業に勤めそこそこの収入を得ており、仕事はずっと続けていきたいと思っていたので、お付き合いする人の経済力を気にしたことはありませんでした。趣味のゴルフやスキーを一緒に楽しめて、気の合う今の夫は、当時から収入は高くありませんでしたが、二人で仕事をしていけば何とかなるでしょと気楽に結婚を決めました。夫の予期せぬ転勤とその後の転職により、関東から何度か地方都市に引越しました。帯同することで私のキャリアは分断されましたが、その場その場でベストと思える職場を見つけ、今は正社員として4社めとなる職場で働いています。

今になって思えば、早い段階でどこででもいつまでも稼げる力を養っておくべきでしたが、各地でそれなりの職場に恵まれ、その事に気づけませんでした。いざ不惑を過ぎ、自身そして家族の将来を改めて考えると、ただただ、このままではいけないという焦りに苛まれます。専業主婦だった母や妹からは十分贅沢な生活をしてると言われるのですが、この飢餓感は何なのか、自分でも不思議に思います。

のんびりとした夫への不満を抱えていた(今でも全くない訳ではありませんが、、)時に、救いを求めて色々な本を読み漁りました。結局は他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来のみであること。不満の矢印は自分に向けること。まずは相手の要求を満たすこと。今も折に触れて自らに言い聞かせています。(すぐ、忘れちゃうんですよね！)

二人の娘と夫に感謝を忘れず、日々精進するのみです。

minh